実績
東京宝島 公式Webサイト

東京都総務局行政部 様 東京宝島 公式Webサイト

伊豆諸島・小笠原諸島を含む11の島々の魅力を発信する「東京宝島事業」の公式サイトをリニューアルしました。島のブランド化に関する取り組みや会議の記録といった事業情報に加え、旅マエ・旅ナカに役立つ観光情報も充実させ、観光ポータルとして幅広く活用できる構成にしました。

企画・計画

東京都島しょ地域における観光情報発信サイトとして、旅行前から滞在中、さらに再訪に至るまでを一貫してサポートし、初めて訪れる方だけでなくリピーターにもご満足いただける体験を提供するため、企画提案を行いました。
プロジェクト計画では、全体スケジュールや制作体制の設計、進行管理などの骨組みを構築し、進行の遅延対策や緊急時の対処フローなど盤石な計画を策定しました。進行時には、クライアントとの密な連携に加え、島内関係者との調整も含めて、関係各所と丁寧に連携しながら段階的に行いました。

ユーザーニーズ調査・ペルソナ設計

ユーザーニーズ調査として定量・定性調査を実施しました。伊豆諸島・小笠原諸島への訪問経験があるユーザーを対象にアンケート調査及びインタビューを実施し、ターゲットの特性や行動パターン、旅マエ・旅ナカで求められる情報ニーズを明らかにしました。「隠れた名所を知りたい」「島内の交通ルートを把握したい」などの声をもとに、具体的なペルソナを設計し、カスタマージャーニーを作成することで、サイトの構造設計とコンテンツ企画に反映させています。

コンテンツ提案

ユーザーニーズ調査で明らかになった「旅先での利便性」や「隠れたスポットを知りたい」といった声をもとに、必要な機能を整理し、最適な地図サービスを選定しました。現在地からの検索やルート案内に対応した「スポットマップ」を実装し、滞在中の使いやすさを重視しています。
また、従来は複数ページに散在していた島ごとの情報を一元化し、外部サイトとも連携しながら、イベント情報やアクセス方法などの情報を網羅しました。
今後は、アクセスデータをもとにスポットごとの人気ランキングを作成・公開していく予定です。

Webデザイン

本サイトのリニューアルにあたっては、島への滞在中にスマートフォンから快適に利用できることを最優先に設計しました。島の特産品などのイラストアイコンを随所に活用し、シンプルながらも親しみやすく、わくわくするデザインに仕上げました。
また、アクセシビリティ対応としてWCAG 2.1のAAレベルに準拠し、多様な利用者が安心して使える設計を実現。多言語翻訳にも対応し、海外からの観光客にもご利用いただけるインターフェースを提供しています。

システム開発

PowerCMSクラウドを採用し、運用性・拡張性に配慮した構築を行いました。ステージング環境と本番環境を分離した体制で、長期的な運用・保守にも対応できる安定したシステム基盤を整備。あわせて、運用担当者向けに分かりやすい更新マニュアルを作成し、継続的な活用を支援しています。
スポット情報は、東京都のオープンデータをもとにデータを整備し、すべての画像や情報をCMSで登録管理を行い、複数条件による柔軟な検索や非標準項目の手動設定にも対応しました。

データ整備

TDPFなどの形式に対応したオープンデータ整備を行い、外部連携や再利用が可能な情報基盤を構築しました。また、Looker Studioを用いてアクセス解析レポートのフォーマットを作成し、運用開始後のデータ活用を見据えた体制を整備しています。

プロジェクト情報

Client
東京都総務局行政部様
Place
東京都
Period
5ヵ月
Project Manager
Fukatsu, Tsuchiya
Director
Sano, Makino, Yamazoe
Designer
Suzuki
Engineer
Horizumi, Uhara
HTML Corder
Minemura, Suzuki
Data researcher
Makino, Obata, Imamura
Tester
Yamazoe

その他の制作実績

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